Hitoyo Nakano BLACK BOX

なかのひとよ BLACK BOX

2017 5.6-6.10

BLACK BOX (2017) / ©Hitoyo Nakano BLACK BOX (2017) / ©Hitoyo Nakano

<日程に関する注意点>
会期初日の5月6日(土)は19:00から行われる招待者限定レセプションのみの開催となります。
展覧会「BLACK BOX(#ブラックボックス展)」は日月祝を除く5月9日(火)-6月10日(土)13:00-19:00の開場となります。
お間違えないようお気をつけください。

この度、5月6日(土)よりなかのひとよ『BLACK BOX(#ブラックボックス展)』をART&SCIENCE GALLERY LAB AXIOMにて開催致します。
なかのひとよ(英:Hitoyo Nakano)はTwitterアカウント「サザエBOT」の収集データに基づく集合意識、または2061年からやってきた未来人を自称する匿名のヴァーチャル・アーティストです。
サザエBOT(@sazae_f)とはTwitter上で国民的アニメキャラクターを模りパロディ・匿名性・コピー&ペースト・リミックス・オープンソース・集合知などのネット文化を融合させた活動で賛否を起こし続ける、正体不明のパロディーBOTです。啓示的/批判的/風刺的なツイートやユーザーとの共犯型イヴェントで人気を博し、フォロワー数は20万に及びます。
サザエBOTの「中の人」として登場した人格なかのひとよは、マネキンや宇宙服を彷彿させるコスチューム姿でTED×Tokyo他国内外のカンファレンスに多数出演し、“The World is You”を合い言葉にアフターインターネット時代の思想『ANONISM』(匿名的言動に意識を向ける主義)を提唱しています。
ISEA2016Hong Kong入選、Prix Ars Electronica準グランプリ(デジタル・コミュティーズ部門)受賞。年齢や性別のみならず、個人か組織か、機械(BOT)か人かも明かさないまま活動を続けるサザエBOTとなかのひとよは、インターネット特有の無責任かつ曖昧な存在を現実に拡張させたニュータイプのアーティストと言えるでしょう。

本展覧会では、作者の意向により展示内容の情報開示は致しません。また会期中、来場者による会場内での写真撮影・動画撮影・録音等はいかなる場合も禁止とし、会期終了までの期間、作品や展示環境に関する事実をインターネット上に発信・公開する行為、第三者に公言・口外する行為を禁止させて頂きます。趣旨をご理解頂き、当日同意書に署名した方のみご入場可能となります。
Twitter、Facebook、Instagramをはじめとしたソーシャルメディアユーザーの増加に伴い、広報戦略として写真撮影やシェアを促す展覧会・イヴェントが急増する中、それらに対するアンチテーゼとも取れるこの実験的空間には、来場者にしか知り得ない嘘のような真実が隠されています。スマートフォンを通じて誰もが瞬時に情報へとアクセスできる時代に、自ら足を運ばなければ知覚出来ない『BLACK BOX』の内部を確かめ、秘密の共有をお楽しみ下さい。

「すべての情報はあなたに観察される事ではじめてあなたの世界にインストールされるもの。逆をいえば、あなたが観察しなかったすべての情報はあなたの世界に存在していないも同然です。それは図書館に並ぶ開いた事のない物語がそうであるように、立った事のない月の裏側がそうであるように。宇宙の果てや死後の世界、深海の底やピラミッドの謎ーーだからこそ未知なるものはつねに、あなたに想像の余地を与えてくれるのです。」なかのひとよ『あなたへ#100_MESSAGES_FOR_YOU』(セブン&アイ出版、2015)より。

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