CROSSTALK for ART & SCIENCE

fundamental frequencies - 生命・人工知能・自律感性の先へ-

2018 4.28 15:00-17:00

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近年目覚ましい発展を見せる世界のメディア芸術・人工知能・人工生命領域の研究において、世界の最先端を走るフロントランナーを招き、これからのディープラーニングや人工生命がどのように自律性を確保し拡張しながら、世界の思想、コミュニティー、アーバンデザイン、メディア文化やライフスタイルに影響を与えていくのか、熟論を展開します。

この度のCROSSTALKは、これまで会場としていたArt & Science gallery lab AXIOMを離れ、港区六本木・国際文化会館を舞台にする拡大企画です。

参加申し込み:peatixページ
http://ptix.at/KeTEQ8

日時:2018年4月28日(土) 15:00-17:00(14:30 開場)


登壇者


メモ・アクテン | Memo Akten
メディア・アーティスト、人工知能研究者
1973年イスタンブール生まれ。ロンドン五輪で発表した《Forms》(クアヨラとの共作)で世界最高峰のメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」での最優秀賞「ゴールデン・ニカ賞」を受賞。《Meet your Creator》では世界で初めてドローンを使った舞台演出を手掛け、現在は英国ゴールドスミス・カレッジにて人工知能の研究を行うなど、時代を先駆ける技術力・表現力、作家としての矜持を持ちあわせる。
近年日本でも盛んになっているクリエイティブ・コーディング(デザインやアート表現のためのプログラミング技法)のプラットフォーム「openFrameworks」への貢献も積極的に行なっており、自身が構築したプログラムを世界中に向けて公開していることから、多くのクリエイターがレファンレンスしている。
http://www.memo.tv/


池上高志 | Dr.Takashi Ikegami
人工生命研究者、概念芸術家、東京大学大学院情報学環教授
1961年、長野県生まれ。専門は、複雑系・人工生命研究。人工生命(ALIFE)に新たな境地を切り拓き、研究を世界的に牽引。メディアアーティストとしても知られ、Ars Electronicaやメディア芸術祭で受賞歴がある。著共書に『人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか』『動きが生命をつくる』『生命のサンドイッチ理論』など。
http://sacral.c.u-tokyo.ac.jp/


デイヴィッド・オライリー | David OReilly
アニメーション作家
1985年、アイルランド生まれ。斬新なスタイルのCGアニメーション制作を続け、スパイク・ジョーンズ監督『her』で主人公セオドアがプレイするゲーム画面をデザインしたことで更なる注目を集める。2017年4月にリリースされた《Everything》は絶大な評価を受け、現在までで20以上の賞を受賞している。
http://www.davidoreilly.com/



モデレーター


阿部一直 | Kazunao Abe
キュレーター、アーティスティックディレクター
1960年、長野県生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科美学専攻卒業。1990年から2001年までキヤノン株式会社が創設した文化支援事業「キヤノン・アートラボ」に設立からコ・キュレーターとして参画し、その後YCAM(山口情報芸術センター)の開館準備室に着任。03年開館からアーティスティック・ディレクター、12年から17年まで副館長。主な企画に、坂本龍一+高谷史郎「LIFE – fluid, invisible, inaudible …」(’07),「大友良英/ENSEMBLES」(’08),「アートと集合知」(’13)など.

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