CROSSTALK for ART & SCIENCE
アルスエレクトロニカの実践から、東京の未来を考える
2017 06.20 19:00-21:00
2017 06.20 19:00-21:00
トーク参加登録ページ:http://peatix.com/event/271108
“このたび、AXIOMアーティスティック・アドバイザー鷲尾和彦が、『アルスエレクトロニカの挑戦: なぜオーストリアの地方都市で行われるアートフェスティバルに、世界中から人々が集まるのか』(学芸出版社)を刊行いたしました。
アルスエレクトロニカは「世界的なメディア・アートフェスティバル」として有名ですが、実際はオーストリアの小都市リンツが運営するミュージアムやラボを含んだ文化・教育機関です。当初、一市民が始めた電子音楽のイベントが、38年をかけて行政、企業、市民を巻き込み、重工業都市を文化創造都市へと変貌させました。
その変貌は、欧州での社会再生のベストプラクティスとして知られ、オリンピックを控えた東京都の文化ヴィジョンでもモデルケースに挙げられています。
本書は10年に渡りその活動を観察してきた著者が、アルスエレクトロニカ、ならびにリンツ市の文化・社会政策の全貌を記したものです。
本トークではゲストに欧州委員会とアルスエレクトロニカが運営する「STARTS賞」の審査員も務める林千晶さん(株式会社ロフトワーク)を迎え、長年アーティストとしてアルスエレクトロニカに参加してきた脇田玲(AXIOMアーティスティック・ディレクター)、著者・鷲尾和彦ら現場を知る三人が、リンツの実践から東京や日本の都市は何を学ぶことが出来るのか、率直に語り尽くします。モデレーターは学芸出版社・井口夏実が務めます。
ふるってご参加ください。”
林 千晶 | Chiaki Hayashi
株式会社ロフトワーク代表取締役
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。書籍『シェアをデザインする』『Webプロジェクトマネジメント標準』などを執筆。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うコワーキング施設「MTRL」などを運営。MITメディアラボ 所長補佐、グッドデザイン審査委員も務める。2014年に、森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を岐阜県飛騨市に設立。
《書籍紹介》
「アルスエレクトロニカの挑戦: なぜオーストリアの地方都市で行われるアートフェスティバルに、世界中から人々が集まるのか」(学芸出版社)
著 | 鷲尾和彦
協力 | アルスエレクトロニカ、博報堂
https://www.amazon.co.jp/dp/4761526416
http://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2641-2.htm